ウィンドスクリーンについて。

先日お邪魔したスカイハイマウンテンワークスさんのお店で、軽量なウィンドスクリーンがありましたので、紹介しておきます。

Trail Designの「Vari-Vent」ウィンドスクリーン、重量は35グラム、価格は1155円とリーズナブル。

20140105 289開封すると、こんな感じです。ヘアピンつきですね。

DSC00974広げてみたところ。必要なサイズの円形を作り、端をヘアピンでとめて使用します。

DSC00979マグポットには結構大きくて、切り分ければ2つ分くらいになるんじゃないかと思うほど。

軽量化のためにも、ウルトラライト志向のひとはカットして使ったほうがよいでしょう。

スクリーンの下部にはベンチレーション用の穴が開いています。

アルミなので、空気口の明け具合の調節も簡単です。

収納時も、再びアルミを巻いてヘアピンでとめればOK。

 

リッドでマグ上部の熱を逃がさず、ウィンドスクリーンで囲って炎の熱効率を上げる。

少ない燃料で素早く湯沸しするためには、重要なアイテムです。

手持ちの燃料を長持ちさせる ⇒ 燃料をあまり持たなくてよい ⇒ 軽量化 となりますね。

軽いウィンドスクリーンをまだ持っていない方は、一度「Vari-Vent」を見てみてくださいね。

これはよいものですよ。

 

店頭レアなマグについて。

今回は、店頭であまり目にすることのないマグについてのお話です。

このあいだ、六甲の白馬堂さんに無理をいって、ウルトラライトなマグポットセットとして使えそうなマグを店頭においていただけることになったのです。それは、二種類あります。

ひとつは、テラノヴァの370mlチタンマグ。価格は3570円。スノーピークシングルチタンマグ450ml(SP450)と同口径のミニマグです。

タテヨコの寸法が同じくらいの設計で安定しています。またタテ長のマグに比べて底部が広いため、アルコールストーブなどで火にかけた際の熱吸収効率も良好です。

エスビットのチタンウィングストーブにも、ギリギリのっかります。

ウルトラライト志向の方に人気ですね。

DSC01006もうひとつは、先日ご紹介したbelmontの450mlシングルチタンマグ。たしかこれは2100円。

このマグはスノーピークよりも3グラム程度、軽くなっています。

DSC01005どちらも、大きな山道具のお店にいってもあまり店頭にはおいてない(首都圏をのぞけば特に)と思います。

実物を見ないでネットで注文するというのは、なかなか心理的なハードルが高いものですよね。

阪神間の方は、六甲の白馬堂さんに行けば実物を手にして確かめられます。もちろん、マグを購入することもできます。行けるひとは送料もかかりませんし、山行の帰りに立ち寄って見られることをお勧めします。

白馬堂さんの場所がよく分からない方は、このブログのリンク。のページにお店の情報をのせてありますので、参考にしてください。

 

筆者はもともと、「山と高原地図」がご縁で、白馬堂さんのファンでした。最近はいろいろと無理やお願いを聞いていただきましたので、今度はいろいろと白馬堂さんのお手伝いをしようと思っています。

あ、でもここでご紹介する山道具は、筆者の独断と偏見のフィルターが入りますので、その点ご容赦ください…。(結局は興味のあるものだけ、紹介しそうな気がします)

 

あなただけの、ウルトラライトなミニマルポットセットに巡り合えますように。

 

チタンマグポットセットの試験販売について。

近々、「かぶとやま工房」のプライベートストアで、セットものを試験的に販売してみようと考えています。

それは、おそらくほかではセット販売していることがない、ウルトラライト入門者用の「マグとリッドのセット」です。

いままで対象としてきた方というのは、どちらかというとすでにチタンマグを所有している熟練ハイカーさん向けでした。リッドだけを「チタンマグにこんなのありますよ」と提案してきたわけです。

すでに450mlのシングルチタンマグマグのいずれかを持っている人ならば、リッド代1680円で手持ちのマグがポットセットになります。これなら、リッドを購入していただけていることもうなずけます。

しかし、まだマグを持っていないひとについてはどうでしょうか。マグを登山用品店にいって2500~3000円くらい出して買い、さらにリッド代で前述のお金がかかってしまいます。

これはウルトラライトの「入門用」とすると、少々高いと言わざるをえません。

それで、これをなんとか低価格で提供できないものだろうか、と考えたのです。

写真にもありますが、予定の構成は以下のとおりです。

DSC01031・シングルチタンマグ(belmont社 容量:450ml 実測重量:約65g)

・「かぶとやま工房」オリジナルリッド(450ml用 実測重量:約8g)

価格ですが、マグ本体を2100円で考えています。ここで悩ましいのは、セットにするリッドなのです。

材質をチタニウムのままでいけば、現在販売している「かぶとやま工房チタニウムリッド(SP450)」は、価格にして1680円。マグとリッドの合計で、3780円となります。

手前味噌ながら、充分価値は出せていると自負しています。が、入門者にはやはり良い値段になってしまっていますね…。これはもう少し、なんとかならないものでしょうか。

そこで考えたのが、リッドの材質を変えることです。素材をアルミニウムにしてみたらどうだろうか、と。

チタニウムに比べて、アルミニウムの強度は当然ながら弱くなります。剛性・靱性ともにチタニウムにはかないません。

しかし、その比重はとても軽く、板厚を増やして強化しても、重量でのロスは少ないと考えたのです。もちろん強度はある程度犠牲になりますが、無茶な力を加えなければ充分使用に耐えうるでしょう。

これがうまくいけば、セット用のアルミニウムリッドはより安く製作できると思います。

筆者はやる気満々なのですが、みなさんはどうでしょうか?

じゃ、ポットセットは〇〇〇円にしてくれ。それなら買う。」とか、「アルミ?いやいや、やっぱチタンじゃないとダメだって。」とか、「アルミで充分だから出して。いーから、安くして!」などなど、お声をいただけると嬉しいです。

本当にご遠慮なくご意見(希望価格なども)をお待ちしています。

茜屋珈琲店で思ったこと。

先日、「茜屋珈琲店」さんにお邪魔した際に、こんなふうに旨いコーヒーを山でも淹れて飲んでみたい、なんてことを思いました…

今まではインスタントか、パーコレータ専門だったのですが、やはり旨いやつを飲みたいな、と。(パーコレータも、あれはあれでいいところがあるんですが…)

DSC00829挽いたコーヒー豆は、お湯を注ぐと饅頭のようにふくらみ、良い香りを放っていました。豆が違うのか、挽き方がちがうのか、はたまた店主の淹れ方が違うのか、いつもじつに「見ごたえ」があります。

香りと味も格別。「甘露」というのはこういうものをいうんじゃないでしょうか…満足の一杯です。

DSC00835店内は静かで、あまり雑談をしにいく雰囲気ではありません。

ひとりで読書でもしながら、ひっそりとコーヒーをいただきながら時間を過ごすようなお店なのですが、ここはお気に入りのひとつです。

DSC00837カップやお店の雰囲気までは持っていけませんが、同じようなコーヒーを山の中で淹れられるように、ちゃんとしたものを準備していこうと思います。

シングルチタンマグ450mlあたりで湯沸しして、テルモスにいったんお湯をよけてから同じマグにバネットをつけて淹れる、とか。ミルは持っていくと重いので、挽いたものを持って行くとして…。

コーヒーも、いろいろ試してみようと思います。

「焼き網」について。

マグポットを火にかける際に、「ちょっとすわりが悪いな」って思ったこと、ありませんか?

アルコールストーブやエスビットのポケットストーブなどでも、サイズが小さいマグは、ぐらついてしまい、しっかりとのせにくいことがあります。

そんなときに役に立つのがこれ、「焼き網」です。

DSC00956通常の家庭用のものとくらべてもコンパクトにできています。

3つの石を三角になるように並べてその上に置けば、焚火でも安心してちいさなポットをのせることができます。

これは真上から撮ったものですが、ライターやトランギアのストーブとくらべると、たいへん小さいことがわかると思います。

DSC00963また、筆者は自宅でクックテストをすることがあります。そのままだと家庭用コンロのゴトクは巨大なので、マグポットやロッキーカップがすり抜けてしまうのです。

そんな時にもこの「焼き網」を敷いて火にかけていますが、これがたいへん重宝しています。

本格的なアウトドアグッズとしては、パーセルトレンチの「パッカーズグリル」などが有名ですが、こういった「焼き網」は安価に調達できるのでおススメです。

なお敷台ではなく、「バーナーパッド」としてはもっと目の細かいものが好まれるかもしれません。

そういえば以前に、アウトドアクッキングをされている、かわいらしい山女子の方から質問をいただきました。「ちいさなバーナーパッドは、つくらないんですか?」と尋ねられたのです。

軽量なチタン製のマグポットやクッカーなどは、熱伝導率が低く、薄く作られているため底が焦げつきやすい、という短所があります。(このため、このサイトも湯沸しをメインにした使い方を掲載しています。)

しかし、マグポットに対応した極小・軽量なバーナーパットがあれば、熱をマグ底全体にまんべんなくあてることができるようになります。マフィンなんかも焼けるようになるかもしれませんね。

もっと、調理のバリエーションも増やせそうな気がします。

そういうのも探してみるか、なければ作ってみてもよいかもしれませんね。

ポルチーニ茸のオニオンスープパスタ。

今回は軽量ストーブとマグポットを使った、超簡単なレシピをご紹介します。

DSC00938

【道具】

・シングルチタンマグ600ml+リッド

・アルコールストーブまたは固形燃料ストーブ

【材料】

・ショートパスタ ふた握り ※ゆで時間の短いもの。今回は90秒パスタを使用。

・オニオンスープの素 ひと袋

・乾燥ポルチーニ茸 適量

【作り方】

1.ポットに八分目でお水を入れ、ポルチーニ茸を入れて水から煮ます。

(固形燃料やアルコールストーブを使った場合、4~5分で沸騰します)

2.沸騰したら、パスタを入れます。 (90秒程度)

3.オニオンスープの素を入れて火を止めたら完成。

【補足】

お好みでコショウ、ガラムマサラのスパイスを少し入れても美味しいです。

めちゃくちゃカンタン、すぐにつくれて暖がとれるので冬の山の中ではありがたいです。

それに、行動食はエネルギー補給と疲労回復を考えるとどうしても甘いものが多く、「クチが甘く」なってしまっています。

DSC01050

なので、テントサイトで腰を落ち着けたときに、こういった塩気のものが無性にほしくなるのです。少し味の濃いスープを飲めば疲れも吹き飛び、パスタも入っていて満足します。

バゲットをナイフで切り落としながら食べては、スープパスタを口の中に流し込む。パンでマグの中のスープをすべて拭って食べてしまえば、汚れも最小限に抑えられます。

さまざまな種類のパウダースープは、パスタ/アルファ米と組み合わせるとかなりバリエーションが考えられます。

長い旅でも重量をあまり増やさず、メニューがマンネリ化しないようにアレンジが可能ですので、みなさんもいろいろためしてください。

「かぶとやま工房」完売の御礼

おかげさまで、「かぶとやま工房」のチタニウムリッドの全プロダクトが完売しました。

次回の製作までしばしおまちください…。

DSC00685今回のプライベートストア運営で、在庫数の見立てや、提案の方法について、筆者としてもいろいろな学びがありました。山趣味のストアとはいえ、「お店の運営」については、本当にまだまだこれからだなと思っています。

DSC00686

また、違ったものの提案もできたらと思います。

フタだけではなく、もう少し構成例やセットとして、利用スタイルも紹介するような工夫をしたほうがよいかな、とか。

 
とにもかくにも、ありがとうございました。

これからもブログの更新やプロダクトの製作を頑張りますので、みなさまよろしくお願いいたします。

感謝